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AKAI LPK25 爆誕!
衝撃的だった KORG nano3兄弟のデビューから数ヶ月、黒と赤のAKAIから LPK25 (とLPD) がデビューしました!
LPK25を予約、届いたのでさっそく使ってみた!のでレビューです。
LPK25を買う人は、きっとnanoKEYも検討したことがあるでしょう。私はnanoKEYにも飛びついたので、比較レビューとしてみたいと思います。
外装ですが、まず重量感が違います。見た目にも厚みが違いますよ。nanoKEYは薄く、四角いイメージの作りでしたが、LPK25のそれは完全に「キーボード」です。厚みは画像のような感じ
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厚みが全然違います!薄いほうがいいといえばいいのですが、nanoKEYは、演奏感がハンパなく悪い。押しどころによっては打鍵してもガン無視されることもあるし、ライブやリアルタイム録音には神経を使うシロモノでした。LPK25はキーがちゃんと、ストロークします。まさにキーボードです。これだけでLPK25ラヴ間違いなしですよ!
目を引くのは内蔵アルペジエーターですが、タップテンポによるテンポ設定ではライブユースいささか心許ない。私ならARPを使った演奏はおそらく、REASONとかVSTiにやらせることになるかな、と思いこのレビューでは無視することにします。ウリのひとつなのですが、まあそんなもんです。
ウリといえば、nanoKEYにはなかった機能のひとつ、”SUSTAIN”キー。CC#64を押下時127、離す時0を送信するボタンです。要するにピアノのペダルのような役目に使えるのですが、まあ、これも使わないでしょう…。
やはりLPK25は打鍵感・演奏感がウリだと思います。nanoKEYでは一番左のC鍵を押し損ねて “CC MODE”キーにタッチ!以降の演奏は音が出ない、相手は死ぬ・・・ということがありましたがLPK25は大丈夫です!少しスキマがあること、外装が少しせりあがっていることがポイントですね。間違って弾く気がしません。それでも滑って間違って押した場合は、最悪のケースで”OCTAVE↑”をおしてしまうかもしれない、ですが、音が出ないよりは全然マシです。この設計はアリです。素晴らしいです。
ストローク感があってイイヨ!と説明しましたが、難点もあります。黒鍵はストローク量が、白鍵のそれに比較してかなり短い。また、重さもずいぶんと重く感じます。このへんはライブやリアルタイム録音では気になります。こうなると、ベロシティとか大丈夫かな?と思い、さっそくDAWでレコーディング試験。なかなか優秀ですよ!ベロシティ1~127まで取れます(127段階の解像度があるわけではないかとは思いますが)。アクセントをつけた演奏はちゃんとアクセントがついて入力されますし、nanoKEYではありがちだった「普通に弾くとなんでもかんでもベロシティが127になる」病はまったくありません!こいつぁ信頼できますよ!そして、気になっていた黒鍵と白鍵の違いも、ベロシティの面ではそれほど気になりませんでした。マルです。
反対に”nanoKEYにはあるが LPK25にないもの”もたくさんあるんですよ。
- CC MODE。間違って押すことが多いし、なんだかあまり使わない気がするこの機能…
- 現在セレクトされているオクターブが解る。nanoKEYでは色と点滅で解ります。LPK25は、基準より下か上か、しかわからない…
- PITCH UP/DOWN。リードシンセの演奏なんかには結構重宝しますよね。エディットもできるし。LPK25にもこれはあっても良かった・・・かな?
- MODボタン。これもon/offではありますがエディットもできるし、nanoKEYの便利なとこのひとつでした。LPK25にはありません
こうしてみるとnanoKEYも素晴らしいのですが、多機能なかわりに打鍵感/演奏感があそこまで悪くては意味がありません。LPK25を見てしまうと、正直・・・といった感じです。
気の利いたX/Y PADでも接続されていればそれを使えば上記の問題は克服されますよね。そういう用途なら、オススメのライブセットは nanoPAD + LPK25 です!
比較の総評としてはLPK25の質実剛健さの勝利といったところです。演奏感が悪いキーボードは、仮に何オクターブあろうが、どんなに便利な機能がついてようがキーボードとしての存在価値は薄れますよ。LPK25は間違いなく「買い」です!